Generationについて

 アメリカの夏休みは長いことで有名ですよね。おまけに夏休みの宿題もラジオ体操もないのです。小学生の頃、その話を聞いて本気でうらやましく思っていました。
あまりに長い夏休みを利用してサマーキャンプに参加するお子さんも多く子供の頃から自然に慣れ親しんでいますね。
お父さんのお仕事の関係でアメリカに住んでる日本人小学生は、長い夏休みを利用して日本に一時帰国し日本の小学校に通う体験をして過ごすことも多いです。
８月が終わりにちかづいてきたこの時期は、スーパーや量販店で「Back to School」セールを開催して新学期に向けてのノートや筆記具を売り出しています。

私の通う学校でも8月末から新学期が始まります。先日、履修科目について同級生と話をしていたところ、

「あの先生は、手書きでレポート出さなきゃいけないらしいよ。Boomerだから仕方ないね」

Boomer…。アッ！Baby Boomer世代ってことね！

そういえば、会話の中でGen-ZersとかMillenialsとか言ってるなぁ
日本でも、Z世代とか団塊ジュニア,ゆとり世代などといいますけど。
言語を学ぶときはその場所の文化や習慣なども学ばなければ、理解できないと思うので今日は世代の呼び方と職場におけるその特徴について調べてみました。
（Understanding Business Ch.10 Motivating Employeesより）

Baby Boomers 1946–1964

• 大きな経済的繁栄、雇用の安定、将来への楽観的な見通しを経験した。
• ミーティングや電話会議を好む

Generation X　1965–1980

• 共働きの家庭で育ち、保育園に通っていて、仕事に対して不安感がある。
• 経済的な安定を望んでいるが、雇用の安定よりもキャリアの安定を重視している
• 労働時間よりも成果を重視するため、管理職として良い動機付けになる
• 柔軟性があり、共同作業や合意形成が得意な傾向がある
• 従業員へのフィードバックや賞賛が非常に効果的である。
• 電子メールを好み、他に選択肢がない場合にのみ会議を選択する

Generation Y or Millennials 　1980–1995

• インターネットや携帯電話のない時代を知らない。
• せっかちで、疑い深く、鈍感で、表現力豊かな傾向がある。
• 技術に詳しく、新しい概念を理解することができる。
• マルチタスクが可能で、効率的である
• 寛容である
• ワークライフバランスを重視する
• 楽しく、刺激的であることが重要な要件である
• 経済状況により、ジョブサーフする傾向がある

Generation Z　1995–2009

• 9.11以降、大不況のあおりを受け、校内暴力が多発する中で成長したため、人生における主な不条理がある
• 慎重で安全志向の傾向がある
• 世界を良くしようとする
• 弾力性があり、現実的である。
• テクノロジーに精通している
• 職場のコミュニティの一員になりたがる
• 健康管理などの実利を重視する

Generation Alpha 　born after 2010

• 直接会って話すのが好きで、電話は苦手

アメリカも日本と少し似ているところがありますよね。
私も電話は少し苦手で直接会って話す方が好きなのでAlphaかも～！なんて
上記は職場における特徴でしたが、消費傾向など他にも色んな分析があって興味深かったです。
今度、ジョブサーフを繰り返す人に、「Okay,　Millennials！」とすかした感じで使ってみたいと目論んでいます。