トリプルデミック-Tripledemic-とクリスマスシーズン到来

 12月上旬は大学のFinalテストシーズンで図書館にこもって勉強していました。
大学の成績は、履歴書にも記入することがあるほか、98%の学生がなんらかの返済不要の奨学金を受け取っているので指定のGPAをキープするため、あるいは新しい奨学金に応募するために必死で勉強します。私もそのうちの1人なので自分なりに精一杯頑張りました。フー…
たとえばGPA3.7以上で5,000ドル 3.5以上で4,000ドルと金額がかわるので時給に換算するとやる気も出てきます。
そんな中、体調を壊す友人も何人か出てきました。
この地域ではコロナの感染判定キットが無料で配られています。陽性反応が出て熱が高い場合は病院に行って薬をもらいます。が特に症状が重くなければ自宅で安静にしておくだけで特に報告の義務はありませんし、治ったと思えば自己判断で授業にでてしまいます。
アメリカには皆保険制度がないからでは?と言われそうですが、少なくともアイオワの大学では学生は必ず保険に入らなければなりません。特に留学生は保険に加入した証明を提出しない限り学生ビサを申請するためのI-20を出してもらえません。そのため全員が保険に加入していますので、病院にはすぐに行ける状況にあります。アメリカの感染者数が少なく報道されているのは感染者に報告の義務がないからでは?と考えています。

テレビのニュースでは、ニューヨークやロサンゼルスでなどの都市部ではコロナの感染者数が拡大傾向にあり、その他インフルエンザや、子ども達の中でRSVの感染も広がっていると報道されていました。COVID19とFLUとRSVのトリプルデミックとのこと。
屋内や混雑したところではマスクの着用が強く推奨されていました。が、ここアイオワではそれほど混雑しないからか相変わらずマスクしている人は見かけません。
私が見た限りでは0.2%の着用率でしょうか。
先日、マスクして授業に出ている友人を見かけたので声をかけると、「今熱出てるから」とのこと。いやいや授業休んで~!
そして、毎日会ってるのに、別れ際にはハグしてくれたり、握手してきたり、、、本当にみんな感染症に対しての恐怖が感じられない!

そんな中、クリスマスシーズンが近づいてきたのではじめてShoebox Christmas delivers presentsの活動に参加してみました。シューボックス・クリスマス活動とは、世界中の恵まれない子ども達にクリスマスに笑顔になってもらうために、靴箱程度の大きさの箱に入れたクリスマスプレゼントを届ける活動です。まず、学内で寄付のお願いをしました。募集の2日前からメールでアナウンスを開始すると、こちらでは長年続いているお馴染みの行事なようで、たくさんの方が幼稚園や学校で使うような文房具やおもちゃなどを購入して持って来られました。なるべくたくさんのものを靴箱に詰めたいので小さいもので子どもが喜びそうなものがいいそうです。石鹸、歯ブラシも大変喜ばれるとのこと。私ははじめてだったのでお友達と相談して近くのウオールマートでミニカー、クレヨンセット、などなど購入して持っていきました。
募集が終わった後に、部屋いっぱいに置かれたおもちゃ、文房具、小さいぬいぐるみ、絵本などを箱に詰める作業を行いました。箱は3歳から5歳まで、小学校低学年、高学年、男の子、女の子用に分けて、開けたときに幸せな気持ちになってもらえるようにギュウギュウに詰めます。
この箱は、恐竜好きの5歳の男の子が受け取ってくれたらいいなぁ、とか、こっちはお人形遊びが好きな女の子が喜びそうだなぁなどなど受け取った時の顔を想像しながら楽しい時間を過ごしました。作業が終わるとその活動を主に支えている方からステッカーと手書きのお礼状をもらいました。これでまたまた幸せ気分が倍になりました。



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