春の風物詩といえば
日本で春の風物詩といえば、桜、チューリップ、卒業式、入学式と色々ありますが、アイオワではあまり春を感じられなくてさみしく思っていました。
この冬は暖冬で3月中旬頃から摂氏0度以下になることがほとんどなくなって、ゴルフ場が解禁になり気持ちは少しワクワクしてきましたが、まだお花もほとんど咲いていません。
地元出身の友人にアイオワの春の風物詩を尋ねると、
「うーん。セントパトリックデーとイースターと竜巻かなぁ」って、
セントパトリックデーとはキリスト教の祝日でアイルランドにキリスト教を広めたとされる聖パトリックの命日で、アイルランドだけでなく、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダやイギリスでもお祝いするそうです。アイルランドからの移民が多い中西部、特にシカゴではシカゴ川をフルオレセインで緑にそめて盛大に祝います。
そして、ここアイオワでもみなさん緑色の服を着たり、緑色の大きなアクセサリーをつけたりアイリッシュパブにお出かけしてお祝いしていました。
私は、コーヒーを飲みにカフェに行きましたが、そこでもちっちゃく緑を発見!
さて、もうひとつの春の風物詩の竜巻ですが私の通う学校でも先日、竜巻避難訓練がありました。
スポーツの試合が始まる時のあのサイレンが鳴り響くと、竜巻シェルターにみんなで入ります。サイレンは危険性がある時間ずっとなり続けるそうです。
シェルターといっても、鉄筋の建物であれば窓がない倉庫のようなところか、木造の住宅であれば地下に入ります。アメリカ中西部のお宅はほとんどの家に半地下を作っていて不思議に思っていましたが、竜巻から身を守るためもあったんですね。
また、日本と違い比較的乾燥しているため地下にカビが入るといった心配もあまりないそうです。
その避難訓練から、数日後本当のサイレンがなりました。
みんなこわい~って言いながら、サイレンが鳴り終わるのを窓がないシェルターでまちました。10分ほどだったかなぁ~。
結局、竜巻はそれて私がいるところには来ませんでした。
しかし、数年前にこのまちを大きな竜巻が襲い、多くの家屋や施設が破損したそうです。
その経験をしたローカルは本当に竜巻を恐れていて、私を怖がらせます。
その後、竜巻を追っかけて撮影するクルーの映像を見ましたが、もう家も車も牛も馬もひとたまりもありません。その日の竜巻で多くの方が命を落とされたとのことでした。
さて、残りのイースターですが、最近どこのお店でもイースターセールをしていてイースターバニーやエッグでデコレーションしています。
今週末はイースターサンデーということで、友人、家族が集まって賑やかになりそうです。BBQや隠したイースターエッグを探すゲームをするそうです。





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