Dragon Year 到来!
2024年になりましたね。本年もご指導のほど、どうぞよろしくお願いします。
みなさんはどのようにお正月を過ごされましたか?
私はというと、帰国せずアイオワにおりました。
11月頃になると留学生の中で秋のセメスターが終わったら一時帰国するのか?
他の学校からのオファーをうけてトランスファー(編入)するのか?
それともみんなで旅行に行くのか?などなど話題が出てきますが、
「ホリデーシーズンの航空券は高いから」「バスケのシーズンで2日から練習が始まるから」「授業料や生活費だけでも高いのにこれ以上旅行代は親にお願いできない」
などなどの理由から、学内の寮に残る学生もいます。
とはいえ、学校のカフェテリアや小さい商店は全て閉まってしまいます。
そんなわけで、私は年末にシカゴ郊外にある日本のスーパー「ミツワマーケット」に食材の買い出しに出かけて、お正月は留学生をよんでお鍋を食べて賑やかに過ごしました。
今はアメリカでも日本のものはなんでも手に入る!って言われていますが、アイオワではそうでもなくて特に生の魚や貝などは思うようなものはなかなか手に入りません。
豚肉、牛肉はとても美味しいのですが、薄切り肉を買うことができなくて、お鍋でもしゃぶしゃぶなんかはちょっと難しいです。もちろん日本から送ってもらうこともできません。
お肉が美味しい!と評判の高級スーパー「FAREWAY」の肉売り場でお願いしてみましたが、
「え?僕が切るの?できるかなあ?やったことないけど」
「とりあえず切ってみて!」
と言って切ってもらったもののボロボロになって包まれたお肉を見て相当後悔したこともあります。
ところが、シカゴには日本人コミュニティがあるそうで、そのスーパーマーケットではまるで帰国したかのように日本語が飛び交います!
そこで奮発してしゃぶしゃぶ肉を手に入れました。ヤッタ!
アメリカではハワイ、アラスカを含めると6回 Happy New Year!の瞬間がやってきます。
アイオワはCST(Central Standard Time)といって中部時間なのですが、年を明けて各国の乾杯の言葉
「チャーン」(韓国語)「サルゥ」(スペイン語)「チアーズ」(英語)「カンパーイ」
で新年を迎えた後、2時間後西海岸での年明けのニュースを見ている頃、携帯電話に登録しているNHKの速報から、他の日本人の緊急速報から石川県沖で起こった大地震について知りました。もうそれからは、私が経験した阪神淡路大震災のことが思い出されてとても他人ごとではなくなりずっと不安な気持ちで過ごしました。
アメリカではお正月休みは基本1日だけで、2日から普通にお仕事を始めます。
2日の朝は、「今年は年明けから日本は大変なことが続くね」という友人の言葉でニュースを確認すると、羽田空港でJALの旅客機と海上保安庁の機体が接触して炎上したとの大きな事故のニュースが!
私は、毎日日本で起こっていることを把握するため、日本のニュースと地元のニュースを確認するのですが、同じニュースでも報道の仕方には少し違いがあります。
例えば、日本航空が記者会見を行っていた時にアメリカ人の友人とみていたのですが、
「え?あの人たちは頭を下げてるけど、あやまってるの?日本航空が非を認めているの?」
と、アメリカ人からすると、なぜ謝るのかわからずにちんぷんかんぷんなようでした。
また、その記者会見では、記者の方から日本航空へ機体の減価償却について、今後の費用計上の質問があったり、現在確認中でという返信される日本航空側に対して、「確認中なことばかりならなぜこのタイミングで会見を開いたのか?」という質問があり少し違和感を感じました。
一方、私が毎日見ているNBCのニュースでは、事故原因についても言及がありましたが、まずはこれだけの大きな事故で379人のスタッフや乗客が全員避難できたこと、そして乗客の皆さんが手荷物を持たずに冷静に客室乗務員の指示に従ったこと、スタッフの訓練の成果による行動ができたことをミラクルだと賞賛していました。
やっぱりJALすごい!日本がんばれ!そして2024年の私もがんばります。
←ミツワマーケット内のレスポワールでカンカンが可愛くて思わず購入しました。



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