「アンバーアラート（Amber Alert)」

東京に大雪が降ったとニュースで見ました。雪に不慣れな都市では、高速が通行止めになったり、スリップ事故があったりで大変でしたね。

今日は、気持ちの良い天気で有名なロサンゼルスでも地滑りや洪水被害があって、今も停電しているところが多いようです。

 

日本では、洪水の避難命令や緊急地震速報など緊急事態を知らせる時、携帯電話が一斉になりだして、心臓がビクッと何回かしたことがあります。

昨日は、久しぶりにビクッとしました。

日本のそれとは、違う音なんですが、大きな聞き慣れない音が周りにいる人の携帯から一斉になりだしました。

携帯電話を見ると、「アンバーアラート（Amber Alert)」

児童の誘拐事件および行方不明者事件が発生した際に発令される緊急事態宣言です。

トヨタのタコマ（TACOMAアメリカで人気のピックアップトラック）で車両番号が〇〇〇〇〇〇

この車を運転する34歳の男に７歳の男の子（ブラウンの髪）がさらわれたので、見かけたらすぐに通報して！

 

よく読むと、どうやらこの子のお父さんが離婚調停中のお母さんのところにいる息子に会いたくて了解を得ずに連れて行ったみたいなのです。

いやいや、夫婦の痴話喧嘩じゃないの？仮にもその子にとったら父親なわけだし、その父親が逮捕されたらその子にとってもその母親にとっても不幸なのでは？

 

と思ったのは私だけで、世の中には想像を絶するような心無い親が存在するらしく

日本の性善説では、片づけられない。ここでは性悪説で物事を進めていかなければならないようです。

 

そういえば、未成年が両親以外と外国旅行に行くとき、母親のみであれば父親の承諾書、父親のみであれば母親の承諾書、両親ともいなければ両親二人の承諾書が必要です。

離婚調停中の母親が娘を飛行機で海外旅行に連れて行く時に父親の承諾書のサインを得ることができず、空港内で偽装サインの承諾書を提出して娘の前で犯罪者として手錠をかけられているというなんとも悲しいニュース映像を見たことがあります。

 

私がいるところは小さな町で、犯罪率も低く、地元のハンバーガー屋さん（めっちゃ美味しい）に訪れたおばあさんが貴重品の入っていると思われるポーチを置いたまま店を出ていき、お店の人があわててポーチを持って走って追いかけるという場面をみました。

誰でも目があえば「Hi ！Hey」とにっこり、、、そんな平和な穏やかなところです。

だけど、子どもを１人にしてはいけないという法律があるので、日本のようにランドセルを背負ってお友達とふざけながら帰ってくるっていう楽しみはありません。

登下校時小学校、ミドルスクールの前には車が並んでいます。

そういうところは断然日本の方がいいなぁ

もちろん今後どうなるかはわからないけど、少なくとも私も息子も小中学生の頃、お友達と自由に出かけることを十分楽しんだはず。

 

夜になって、その男の子が無事に保護されたと報告がありました。

よかった。